ワーホリや留学先で人気のあるカナダですが、私がカナダ・カルガリーに2年半以上住んで感じたことや、海外生活を存分に楽しむためのポイントをまとめます。これからカナダへの渡航を考えている方の参考になれば嬉しいです。
① 目標やゴールを明確にすること
英語力をアップさせたい(具体的にテストのスコアなどの目安があるとより良い)や、こういった仕事に就きたい、永住権を取りたいなど、どういったことでもいいと思いますが、目標やゴールを明確にした上で渡航することをおすすめします。特にワーホリの場合は1年と決められた期間のビザなので、何も考えずにいるとあっという間に時が経ってしまいます。
ワーキングホリデーという名のビザなので、もちろんホリデーを満喫して色々な都市に行ってみるのも良いと思いますが、その場合はかなりの貯金が必要になります。それに、引越しを伴う都市の移動となると、家探しや仕事探しも大変です。ちなみに、ビザの残期間が少ないほど仕事探しは難しいらしいです。タイミングや運が悪いと、全く見つからない・・・という最悪な事態に陥る可能性があるので、個人的には一つの都市に身を置いて生活することをおすすめします。
② 自分の意見や Yes/No をはっきり言う
日本人は幼少期からの教育のおかげか、気配りや目配りができて、集団行動が得意な気質があると思います。カナダでは、良くも悪くも周りの目を気にしないですし、上下関係も無いですし、気を使ったり空気を読むということはありません。なので、はっきりと自分の意見を言わないと相手は分かってくれません。日本での当たり前は、カナダでの当たり前ではないので控えめにならず、どんどん自分の意見を発言していきましょう!
③ 時間に追われない生活をする
カナダ人はみんなのんびりしているなあと、カナダに来た当初思っていたのですが、そうではなくて日本人が時間に追われているだけだったかもしれないと思いました。歩道を歩いていてもせかせかと走っている人はほぼ見かけません。良くも悪くも、誰も急いでいないのです。。
職場の同僚に休みの日に何をしたか聞いたときに、湖のビーチでビールを飲みながら本を読んだとか、川沿いをランニングしたとか、アイスホッケーのゲームを観に行ったなど、日本に居たときには聞かないような時間の過ごし方をしていることに気がつきました。もちろん、カルガリーという土地柄もあるのかもしれませんが、時間の使い方が素敵だと思ったのです。
日本でも、”島時間” という言葉を聞いたことがありますが、本当にそういった感じです。せっかくカナダに来たのだから、新しい趣味を見つけたり、コミュニティを見つけたりと、時間の使い方を見直してみても良いかもしれませんね。
④ 英語に自信が無くてもなんとかなる
私自身、英語に全く自信がない人間なのですが、こうして2年半以上カナダで生活できて、仕事もできているので、もし英語力に自信が無くて海外への渡航を悩んでいる方がいらっしゃれば、どうにかなるので諦めず海外渡航することをおすすめします。もちろん、英語力があるに越したことはないですし、渡航前に勉強する時間があるのであれば、勉強してきてください。
英語に全く自信が無いにも関わらず、私はカナダに来てまで日本人と関わりたいとは思っていなかったので、家探しや仕事探しもなるべくローカルの人たちと関われるところを探しました。結果的に、完全英語環境のカナダディアンしかいない職場で働くことができ、シェアハウスもカナディアンのオーナーの家に決めました(今のルームメイトはカナダ人3人と、フィリピン人、バングラデシュ人です)。英語力ゼロだった私ですが、今ではある程度の会話を理解し、多少は話せるようになったと思います。
まとめ
以上、カナダライフを満喫するための私なりのアドバイスでした。日本でオフィスワークを10年以上経験し毎日ストレスを抱えて生活していたのですが、カナダに生活を移してから、ストレスとは(ほぼ)無縁です。周りの環境やカナダの文化、自分の考えを少し変えてみたことがノーストレスの生活に繋がっているのだと思います。
カナダに来ることを迷われている方の参考になれば嬉しいです。
コメント