カルガリー | 冬事情、極寒のカルガリーをいかに快適に過ごすか

カルガリー

カルガリーの冬はマイナス20度や30度になることもあるのですが、私はそんなカルガリーの冬も大好きです!カルガリーの冬事情やどのような対策をしたら良いかなど、カルガリーの冬を2回過ごしたことがある私の経験がどなたかの参考になると嬉しいです。


カルガリーの冬事情

カルガリーは一年の半分くらいが雪の季節で、大体11月頃から雪が降り始め、4月頃まで雪が残っています。5月まで雪が残っている年もあると職場の人は言っていましたし、昨年の6月、家族がカナダに来た時は運悪くとても寒く、カルガリーは雪は降っていませんでしたが、ジャスパーは大雪でした。6月なのに!と思いますが、今年の6月も涼しかったですし、カルガリーの夏は7月〜9月ととても短いのです。

雪が本格的に降り始めると気温もマイナスになり、寒い日だとマイナス30度超えの日もあります。ただ、家の中やお店の中は暖房が常に効いていて、設定された一定の温度を保っているので半袖で過ごせるくらいです。外はマイナス30度で室内は暖房が効いていて18度や20度といったことも普通なので、気温差で体が対応できるか心配になりますが、意外と人間の体はうまくできていて順応してくれます。

カルガリーの冬がずっとマイナス20度や30度かというとそういうわけではなく、Chinook wind(シヌーク)という、ロッキー山脈の東側に吹く暖かい風のおかげでたまに暖かくなる日もあります。暖かいといってもマイナス一桁代とかですが、マイナス20度超えを経験するとマイナス一桁代は暖かく感じるものです。

また、冬のカルガリーの公共交通機関はダイヤが乱れがちなので(特にバス)、時間に余裕を持って移動をするように心掛けましょう。


上記は、2024年1月日本に一時帰国していた際、カルガリーの天気予報を見た時のものです。右下のFEELS LIKEと書いてあるのが体感温度ですが、−47度ととんでもない数字になっています。。風が吹くと天気予報の気温と体感温度はかなり乖離するので、いつも天気予報を見る時は体感温度も確認します。

冬に向けて買うべきもの3選

そんな極寒のカルガリーを大好きになった私がおすすめする、快適に冬を過ごすために買うべきものをご紹介します。

  • ダウン
    私は日本の温暖な地域出身なので100%ダウンを買ったことが無かったのですが(必要無かった)、カルガリーに来て購入しました。カナダのブランド、アークテリクスのものです。確か1000ドルちょっとしたと思いますが、半袖の上にそのダウンコートを羽織るだけでとても暖かくてマイナス10度くらいなら余裕です。もっと寒い日は半袖+長袖のパーカーやフリース+ダウンコートです。
    冬のダウンはケチらず、良いものを買うことを強くおすすめします。なお、フード付きで口元くらいまでジッパーで閉じられるものにすると良いでしょう。フード付きなんて肩が凝るだけと思っていたのですが、フードを被らないといられないくらい寒いので、頭と耳を寒さから守るためにもフード付きにしましょう。日本に帰国したらきっと使わないだろうなと思いますが、マイナス30度を快適に乗り切るためには必要です!

  • ウィンターブーツ/スノーブーツ
    こちらも日本では買ったことが無く、カルガリーに来て購入しました。2年前色々見て回ってカナダのブランド、カナダグースで500ドルくらいのウィンターブーツを買いました。今年新たにHokaで新しくスノーシューズが発売されて、可愛すぎてそれも買ってしまいました。。
    カルガリーの冬をスニーカーで歩くなんてことはできないので、滑りますし雪で濡れるのでウィンターブーツは必須です。ダウンと同様、ウィンターブーツもケチらず良いものを買うことをおすすめします。なお、雪の中をガシガシ歩くと思っているより汚れるので、色は黒やネイビーなどがおすすめです。

  • 手袋
    最後は手袋です。日本から手袋は持ってきていたのですが、薄すぎて寒さに対応できないので買い直しました。私はMECというアウトドアショップでBlack Diamondのものを買いました。スキーやスノボーに行くんですかというくらいにしっかりした手袋をしている人もたくさんいます。


いずれも、高くてもケチらず質の良いものを選ぶことと、気に入るデザインのものを選ぶことです。日本よりも寒いなので、冬になると色々なお店で防寒具が売られています。デザインや色もバリエーション豊富なので、きっと好みのものが見つかると思います。モールに行って探すのも良いですし、前別の記事でご紹介したWINNERSでも11月に入った頃からたくさんの防寒具を見かけます。


まとめ

本格的なカルガリーの冬が近づいてきたので、今回はカルガリーの冬事情と、買うべき3つの防寒具をご紹介しました。また、一つどうしようもない注意点ですが、スマホなどの電子機器が寒さに弱く、バッテリーが一気に減ったりすることがあります。心配な方は、モバイルバッテリーを持ち歩くと良いでしょう。
これだけ言うと極寒ということだけが際立ってしまっていますが、冬は空気が澄んでいて日没も早いのでオーロラが見れる確率が高かったり、夏には見れない凍った湖や川などの景色も見れます。
初めてカルガリーの冬を迎える方は、日本では体感したことのない寒さを体感するでしょうから、体調を崩さないように、決して無理をしないようにご自愛ください。

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